トップを目指す意欲と相応の実績を有し、競技力向上のために新たな技術や手法を導入する活動として、福岡県スポーツ推進基金「令和3年度トップアスリート育成助成金(イノベーション導入助成)」の対象に決定しました。
申請者:福岡県立三潴高等学校
助成対象者
福岡県立三潴高等学校水泳部
助成対象活動
100分の1秒台の僅差で勝敗が決まる短距離種目においては、レースタイム全体に対しスタート局面(スタート台から15m地点を通過するまでの間)の占める割合が多いことから、これまで強化してきたストローク練習に加え、スタート局面の技術を磨くことにより、レースタイムの短縮を図る。
・スタートからの選手の動作をハイスピードカメラや水中カメラで撮影し、多角的な観点(構えた時の姿勢で後傾又は前傾で跳び出した場合のブロックタイムや飛距離の変化分析、跳び出し角度と膝関節角度が入水角度へ及ぼす影響など)から大学等の研究機関と共同で分析する。
・微調整が可能なスタート台を練習環境に導入し、各選手の最適なスタートポジションを本番に向けて繰り返し調整していく。
・前述の分析結果を活用し、元トップアスリート及びトップコーチのアドバイスを受けることにより、各選手の特性に応じたスタート技術を獲得し、レースタイムの短縮を図る。
目標
令和4年度
・全国高等学校総合体育大会 5名出場
・国民体育大会 1名出場
・全国障害者スポーツ大会 1名出場
令和5年度
・全国高等学校総合体育大会 6名出場・1名入賞
・国民体育大会 2名出場・1名入賞
・全国障害者スポーツ大会 2名出場・1名優勝
令和6年度
・全国高等学校総合体育大会 7名出場・2名入賞
・国民体育大会 3名出場・2名入賞
・全国障害者スポーツ大会 2名出場・2名優勝
計画期間
令和3年度から令和6年度